海外出張の旅費は、帰国してから海外出張旅費規程に沿って精算します。
旅費精算の内容は、以下の3種類の中から行われるようです。
■一律支給
支度料や交通費、宿泊代などそれぞれに定められた額が支給される。
この場合は、領収書等の証拠を提出する必要が無いため税務調査の際に疑われることもありますので、
たとえ一律支給でも、詳細な精算書を領収書等の書類とともに提出しておくと良いでしょう。
■実費精算
海外出張の出発の前に出した旅費の計画書を基に仮払いで旅費を支払ってもらい、
帰国後に領収書などを添えた精算書で整理する方法。
領収書が出ないところなどでは、自分で領収書を持参して記入してもらう必要があります。
■一律支給と実費精算との併用
精算は、経済的に安く、合理的と認められる旅程を求められることになりますし、
また帰国後精算をするための期限が定められていることもあるようですので、迅速に処理しなくてはなりません。